サウンドカード導入のメリット
現在ではマザーボードにサウンド機能が当たり前に内蔵されている(オンボードサウンド)ので、 特別にサウンドカードを組み込む事は少なくなってきています。
また音の善し悪しは主観的なものであり、ベンチマーク等で性能を数値化して客観的に比較することが難しいため、 PCのパーツの中では比較的性能評価が難しいパーツでもあります。
それではなぜあえてサウンドカードを組み込むのかというと、そのメリットは主に以下のようなものがあります。
サウンドカードのメリット
1. PCでも音質を追求できる
PCの内部はノイズだらけであり、オンボードサウンドでは最高の音質は期待できません。
サウンドカードをつけてもノイズの影響が完全になくなるわけではありませんが、ノイズ対策の面では優れています。
2. DVDビデオなどのサラウンド再生が可能
オンボードサウンドでも5.1chのサラウンド再生ができるものがあるようですが、それほど一般的ではなく、 やはり音質の面でもサウンドカードが優れています。
3. 高負荷のかかるゲームが快適になる
ゲームのサウンド処理は、音楽を聞く時とは違い同時に何十もの音を再生し、 状況に応じて再生する音を都度選択したりするために、CPUにはかなり大きな負担となります。
ハードウェア処理のサウンドカードでは、そのサウンド処理をサウンドカードが行うことで、CPU負荷が大幅に低くなります。
もちろん、音質の面でも優れており、ゲームなどの効果音を立体的に表現する機能を持っているサウンドカードもあります。